ONE OK ROCK「Wherever you are」
—— 10年以上愛され続ける、永遠を誓うラブバラード
2010年にリリースされたONE OK ROCKの「Wherever you are」は、今もなお多くの人の心をつかみ続けるラブソングです。
とくに結婚式やプロポーズの場面で選ばれることが多く、“誓いの言葉”としてリスナーの記憶に深く残っている一曲です。
では、なぜこの曲は、時代や世代を超えて愛されるのでしょうか。
心にまっすぐ届く、シンプルで真っ直ぐな言葉たち
「Wherever you are」は、英語と日本語を織り交ぜながら、“あなたとずっと一緒にいたい”という想いをただただ真っすぐに伝える楽曲です。
英語詞の中に自然に混ざる日本語──「愛してるよ」「君を思う気持ち」など、飾らない言葉だからこそ、まるで手紙のように心に届きます。
Wherever you are, I’m always by your side
Whatever you say, 君を思う気持ち
この一節が象徴するように、距離や言葉を越えてつながる強い気持ちが込められています。
静かな始まりから広がる、感情のダイナミクス
アコースティックギターとボーカルのTakaによる優しい歌声から始まるこの曲は、サビに向かってバンドサウンドが徐々に重なっていきます。
その構成はまるで感情の起伏のようで、“心の中に生まれる決意”が音として立ち上がっていくような印象を与えます。
特に後半では、〈今日という日は二人にとって二番目の記念日〉という歌詞が登場し、日常の中の小さな奇跡を大切にしたいという気持ちがにじみ出ます。
世界へ羽ばたく前のONE OK ROCKが見せた“原点の誓い”
この楽曲は、ONE OK ROCKが海外進出する以前の作品ですが、世界に通じるスケール感と感情の普遍性が詰まっています。
Takaさんのボーカルは、力強さと繊細さを同時に感じさせ、歌詞のひとつひとつに説得力を与えています。
英語と日本語の境界を軽やかに越えるその歌声は、多様なリスナーの心をつなげてきました。
まとめ:誰かを本気で想うとき、聴きたくなる一曲
「Wherever you are」は、大切な人に想いを届けたいとき、そっと背中を押してくれる楽曲です。
結婚式だけでなく、恋人との記念日、遠く離れた人へのメッセージとしても、多くの人にとっての“人生の節目”に寄り添ってきました。
飾らない言葉と、美しくシンプルなメロディ。
この曲が愛され続ける理由は、きっと“どんな時でも、誰の心にも寄り添える”力があるからなのかもしれません。カラオケなんかで歌ったらときめくこと間違いなしですね!!
🎧 ONE OK ROCK「Wherever you are」
- 発売日:2010年6月9日(アルバム『Nicheシンドローム』収録)
- 作詞・作曲:Taka
- レーベル:A-Sketch