IVE/「FLU」
——“有害な恋”を爽やかに描く、クセになるポップダンスチューン
韓国発のユジン、ガウル、レイ、ウォニョン、リズ、イソの6人からなるガールズグループ「IVE」が、3rdミニアルバム『IVE EMPATHY』から届ける「FLU」は、抗えない恋の中毒性を「有害(Flu=ウイルス)」という比喩で表現したユニークな楽曲です。
ギターの爽やかなイントロにのせて、切なさと情熱が交錯する歌詞が耳に残ります。DIVEである僕にとって3本の指に入るくらい全てが刺さるほど好きな曲です。
毒のように離れられない恋心
歌詞の冒頭では「너는 좀 해로운 Flu(君はまるでウイルスみたい)」と、恋愛の中毒性をストレートに表現しています。
咳き込みながらも夢に見るほど、体に害があってもやめられない感情を、赤裸々に綴っています。
そんな歌を6人のきれいな歌声で奏でられるとDIVEは失神案件でしょう。
この“毒”の比喩が、これまでにない斬新さとリアリティを楽曲に与えています。
聴きやすさと中毒性を両立したサウンド
ギターを軸にしたポップなリズムと、洗練されたシンセサウンドが融合。
IVEのメンバーそれぞれの声が重なり合い、キャッチーでありながらもどこかミステリアスな世界観を作り出しています。早口のヒップホップらしい軽快なリズムの部分はレイ、ガウル、イソが、サビの高音部分はユジン、ウォニョン、リズというそれぞれに役割を持って奏でる旋律が聴いている側は何とも言えない感情になること間違いないでしょう。僕は秋ちゃん(ガウル)の低音ラップパートがたまらなく好きです♡
リスナーからは「リピートが止まらない」「サビの盛り上がりが最高」といった声が多数寄せられています。特にサビのリズからでる高音パートは格別でしょう!
まとめ:IVEの新境地を示すクセになる一曲
「FLU」は、“甘くて刺激的な恋の感情”をスタイリッシュに描いた楽曲。
これまでのIVEらしい明るさとクールさが共存しつつ、毒っ気のある表現で新たな魅力を放っています。
ダンスパフォーマンスとともに、ライブでも注目されること間違いなしの一曲です。
作品情報
- アルバム:3rdミニアルバム『IVE EMPATHY』
- 発売日:2025年2月3日
- レーベル:STARSHIP ENTERTAINMENT