ゴールデンタイムラバー / スキマスイッチ(2009)

ゴールデンタイムラバー / スキマスイッチ(2009)

勝つか負けるか、すべては一瞬の判断で決まる──

スキマスイッチ – 「ゴールデンタイムラバー」Music Video : SUKIMASWITCH / GOLDEN TIME RUBBER Music Video – YouTube

 

スキマスイッチといえば、やわらかくて温かいバラードの印象が強いかもしれません。
でもこの「ゴールデンタイムラバー」は、そのイメージを180度覆す攻めの一曲。

疾走感あふれるビート、張り詰めた空気、張り詰めるような緊張感。
これは、戦う者だけがたどり着ける“黄金の時間(ゴールデンタイム)”を奪い取る、命を懸けたプレッシャーゲームの主題歌です。

 

錬金術×心理戦。『鋼の錬金術師FA』との完璧な融合

この曲が主題歌として使われたのは、アニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』

  • 陰謀絡のみ合い
  • 立場の違う者たちの命がけの戦いがけの戦い

そんなシリアスで息詰まる展開に、この曲は完璧なテンションと切迫感を持って寄り添っていました。

 

曲全体が“戦い”

イントロから最後まで、ずっと走っている。
ギリギリの判断、研ぎ澄まされた集中、そして何よりも絶対に負けたくないという意志の強さが、この曲のすべて。

ロンよりショウコなんだ 要は結果を出したもんが勝者だ
沈黙は金だ 口が過ぎればバレるんだ

ポーカー、チェス、格闘技――あらゆる“勝負”の世界を想起させる比喩の連続に、心がギュッと締めつけられます。
ただの応援ソングじゃない。
これは、本当に勝ちにいく者たちだけが持つ覚悟の歌です。

 

☆“華やかさ”の裏にある冷酷なリアル

この曲は、ヒーローソングじゃありません。
負けるかもしれない。勝ちも保証されていない。
でも、それでも挑むしかない──

「やるしかないんだ!」言い聞かせるようにそうつぶやいた
展望はないが 度胸でクリアするしかないや

そんな“勝負師の矛盾”や“現実の厳しさ”すら、スキマスイッチは鋭く描き出しています。

 

ゴールデンタイムとは、自分で掴みに行くもの

「運命は奪い取るもの」
この曲のラストは、希望で終わるのではなく、“覚悟”で終わります。

バベルの頂上に差す太陽の光を浴びろ

バベル──つまり、積み上げる者だけがたどり着ける高み。
その頂点に立つ瞬間まで、自分を信じて、勝負をかけろ。

 

これは“勝ちにいく人間”のための歌

「ゴールデンタイムラバー」は、スキマスイッチが放つ異色の名曲で主人公・エドの「信念」と「覚悟」、そのすべてを音と歌詞に落とし込んだような構成は圧巻だ。
挑む者すべてに送る、ギリギリの心理戦を描いた勝負の歌

大事な試合、大一番のプレゼン、人生の分岐点──
そんな“ここ一番”の瞬間に、この曲を聴いてみてください。

心の奥で「やってやる」という火が灯るはずです…

 

あなたのスキマスイッチ・鋼の錬金術師で好きな曲をぜひコメントしていってください!

 

引用:「ハガレン」原作者、5年ぶりイラスト描き下ろす!原画展・開催日決定|シネマトゥデイ

ゴールデンタイムラバー / スキマスイッチ(2009)」への3件のフィードバック

じゅんた へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です